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山陰~中国地方を中心とした廃道・廃線・近代土木遺産などを巡る事を目的としたブログです。
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旧道や古い道路構造物・廃線跡などの「古い美しさ」に惹かれます。



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島根県道29号大社日御碕線 廃隧道群
島根県道29号大社日御碕線は、島根県出雲市(旧・簸川郡)大社町中荒木のR431と、出雲市大社町日御碕を結ぶ全長約11㎞の道路である。
また、周辺には「出雲大社」や島根半島の突端に位置し東洋一の高さを誇る「日御碕灯台」などがあり、重要な観光道路としての機能も担っており、バス・乗用車の交通量は思ったより多い。


夏場は海水浴客で賑わう砂浜を横目に走り過ぎると、すぐに山が待ち構えている。
海沿いの荒々しい山の麓を縫うようにして走っているこの道の傍らには古い隧道が幾つか廃されている。

今回、南側から探訪。
県道29号廃隧道群


探訪 2007.01.20

↓続きを読む
漁港を過ぎるといよいよ、緑の深さと磯の香りが強くなってきた。
すると直ぐに最初の笹子隧道(ささご,1954年)が見えてきた。(A地点)
笹子A

B地点には簡単な車止めのみだが、内部は荒れている様子でもない。
C地点の先には土嚢が積まれている。
笹子B

扁額には「笹子隧道 延長98米20」と記されている。
坑口には石積み風の模様?が刻まれているようだ。
笹子扁額

落石防護柵の支柱のようだが、朽ち果てている。(C地点)
落石防護柵C

D地点より現道の新笹子トンネル(1973年,L=45m)を見る。
新笹子D

D地点にある「法面工事についての掲示板」に笹子隧道が記されていた。
結構、急なカーブだったようだ。
工事掲示板D

この切り通しの岩山も太古の昔には海中にあったのだろう。(E地点)
切り通しE

ここから先はアップダウンやコーナーの連続で、もし崖から落ちれば無傷では済まないだろう。
ご安全に!(F地点)
F地点


途中、素堀りにコンクリ吹き付けの「二俣隧道」(ふたまた,1935年,L=およそ100m)を潜る。
ここにも新トンネル建設予定らしく、完成したら再度訪れる事にする。

次に姿を現したのが、帆掛隧道(ほかけ,1935年)である。(G地点)
帆掛G

センターラインが残っている先には、またもや車止め程度。
坑口にヒビが入っているのが不安…。
すぐ脇で現道は橋を架けて越えている。(H地点)
帆掛H

扁額には「道隧掛帆米0弐.七参長」と記されている。
帆掛扁額

いざ内部へ踏み込むと、中央部分からI地点方向はご覧の様に岩盤が剥き出しになってしまっている…が、内壁の残骸は見当たらない。
恐怖のあまりにブレてしまった。
帆掛内部

I地点から先を見たところ。
足元には石が転がり、草木に覆われている。
帆掛I

現道の橋から見たところ。
キタ?来てない!?orz
コンクリートの橋?のようにも見える構造物。
よくもまあ、こんな崖っぷちに道を造ったものだ。(I地点)
現道からI

現道の「赤石トンネル」(あかいし,2003年開通,L=262m)と旧道への分岐地点(J地点)
赤石分岐J

K地点から帆掛隧道(矢印)方向を見たところ。
現道も結構凄いルートだなぁ。
K地点から帆掛

硯水隧道(すずりみず,1961年,L=11m)のルートは2003年まで現役であったので、過去に車で何度も通っている。
L地点から、その先には次の隧道が見えている。
直角に近いカーブの前後に低くて狭いトンネルがあるため大型車同士の離合となると、ちょっとした渋滞が起きていた。
硯水L

今回の探訪ではラストの赤石隧道(1960年,L=22m)。
現道も同じ赤石を名乗っている。(M地点)
旧赤石M

N地点より。
減速の道路標示と、左カーブの標識が残されている。
赤石・硯水旧道区間は所々に花壇が整備され、遊歩道自転車・歩行車道となっている。
とはいえ、その前後はギリギリ二車線しかない車道を通れと!?
旧赤石N

赤石トンネルとの合流部分。
駐車場が設けられている。(O地点)
現道赤石合流O

この日は快晴のうえにベタ凪で、様々な場所で釣り客を見掛けた。
荒々しい奇岩と穏やかなベタ凪という相反する景色に、しばし見とれていた。(P地点)
奇岩とベタ凪P

帰途、漁港にて一服しているとウミネコが舞い降りてきた。
ウミネコ

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追記
帆掛隧道を迂回する現在のルートに架かる「帆掛橋」は昭和51年に完成している事を追記する。
【2007/03/11 22:02】 URL | K #7LEJAFRk [ 編集]


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